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クリスマス商戦は流通業界のビッグイベン

98年、トイザらスは、トイザらスのe版「eトイザらス」を立ち上げた。リアル・ビジネスで信頼を勝ち得ている企業が、これまでにおこなっていた訴求ポイントや顧客フランチャイズ等を変えずに新規ビジネスに参入した場合、ネット市場での認知度、信頼感形成は加速される傾向にある。99年暮れのクリスマス商戦で、eトイザらスはeトーイズの売り上げを上回った。アメリカでは大量のクリスマスプレゼントの需要が発生するクリスマス商戦は流通業界のビッグイベントである。限られた期間内に大量のプレゼントを揃えておかねばならないから、消費者にとってはとりわけネット通販が便利だ。アメリカでeビジネスが急成長したのにはそんな背景もあった。だが、eビジネスに参入したトイザらスには、新たな問題が起こった。予想を超えるオーダーが入り、クリスマス期間までの完全配送が不可能となったため、納品が間に合わなかった顧客に対し、店舗での払い戻しか、100ドルのクーポンをお詫びとして配るという事態に陥ったのである。第二世代の時期は、こうした既存企業の悪戦苦闘に関するエピソードがつくられる時期でもある。GMもダイムラークライスラーも、ネット販売に乗り出した。だが、その道も容易ではなかった。