カーナビをはじめとする車のハイテク化を支えるのは半導体部品だ。この10年で自動車に使われる数が大幅に増え、かつては1台当たり20個程度だったが、現在は平均120個前後。数年後に製造される車は150個程度になる見通しだ。経済産業省は、2015年には、部品代の6割近くは半導体を含む電子部品が占めると試算する。精度や提供する情報内容が世界一といわれる日本のカーナビ。それでも1980年代に初めて登場した際には、位置情報の誤差が大きかった。
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それが今では、受信した気象情報から、10分後に通過する場所の大雨を予測してドライバーに警告を出したり、位置情報をもとにお勧めのレストランや遊戯施設などのレジャー情報を配信したりする機種も登場した。トヨタ自動車の「レクサス」は、交通事故の際、消防や警察に現在地を自動通報して助けを求めるシステムや、盗難を察知して所有者にメール送信する機能も備えている。進化し続ける車社会。ホンダのインターナビ推進室の今井武室長は「カーナビの世界では、未来のクルマをもっとも早く体感できる」と語る。