私は毎年決まった人からお中元をもらうということが多いのですけど、これはお中元というものがそのまま人付き合いの広さというものに直結するということがあるからなのです。確かに仕事上の付き合いというものがありまして、それで知り合いになってからいろいろと助けてもらったりこちらがお世話したりするということがあって人間関係が深まると、いつのまにやら季節の挨拶が届くようになっていたのです。これは、サラリーマンのたしなみというか、自然に身につく習慣のようなのですけど、こういうものは自分でやっていてもわりとなじみのある行為というふうに感じています。はじめてギフトをもらったときにはどういうものをお返しとして贈るべきかけっこう悩んだということがあったのですけど、よくよく考えると人間が生活していく上で必要とするものは限られているということもあり、食料品か生活用品ということが妥当という結論に行き着いたのです。それから、贈ったり贈られたりするのが普通になったため、経験というのはしてからはじめてわかるということに気付いたのです。