代引きの最大の長所は安心感でしょう。商品との「物々交換」になるので、ネットショッピングを始めたばかりで他の決済手段の詳細がわからない人でも安心して利用できます。また家庭環境や立地から代引きを希望する人もいます。子どもの世話で手が離せない育児中の人や、介護の必要のある病人やお年寄りがいて自宅を空けにくい人、さらには最寄の金融機関が遠い人……こういう人たちでも在宅のまま支払いと受け取りができる代引きは便利です。そのようにメリットいっぱいの代引きですが、生活環境やライフスタイルによっては嫌がる(困る)人もいます。代引きを嫌がるお客さんは、「いつ来るかわからないので家を空けられない」という単身者や核家族、さらには「手数料が高い」という意見が大半です。なかには「配達員が優しい人ばかりではないし、おつりを用意していない人などがいて困る」という声もあります。どんな決済手段にも一長一短があります。だからこそどんなユーザーニーズにも応えられるよう、決済のバリエーションは豊富にすべきなのです。またコンビニ決済も人気のあるサービスです。払込票が郵便振替を兼ねるので、帰宅が深夜など遅めになる人には便利に利用できる手段です。コンビニ決済を導入しているショップでは、お客さんの4〜5割が利用する例もあります。ただし基本的にはショップ側が手数料を支払うことになるので、手数料を差し引いても十分な採算が取れるかなど、売上高や利益とも相談して導入するか否かを検討する必要があります。